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近年の問題点

近年は豊富な地下水の水位が年々下がりつつあります。
それでも自噴による流出や生活用水としての使用だけでは枯渇の心配はほとんどありません。
問題となるのは融雪装置による道路への一斉散水です。
融雪装置は確かに安全な通行のためには欠かすことのできないものではあります。
しかし、過剰に水を使っていると思われる場所も存在します。
融雪装置が一斉に動くと地下水脈の圧力が下がり、雲城水が自噴できなくなるケースも出始めています。

自噴停止
自噴が停止した状態

モーター汲み上げ
自噴が停止したため、やむを得ずモーターで汲み上げている状態
(左が停止した自噴、右がモーターによる噴出)


上の写真のように、モーターを動かせば汲み上げることは可能ですが、それでは完全な天然水と言えなくなります。
また、圧力が下がれば他の水脈と混ざって水質が変わったり、海の圧力に負けて海水と混じり合ってしまう危険性もでてきます。
海水と混ざったら雲城水は終わりです。
二度と元に戻らないでしょう。

そのため、40名からなる「一番町振興組合」は地下水の保全を求める陳情書を市に提出しました。

市にはまず地下水脈と水量を調査。融雪に使用する場合の許容量を調べてほしい。豊かな水は食のまちづくりを進める市のシンボルでもある。
    ── 一番町振興組合の宇田川省二理事長 談話



また、2007年には雲城水の噴出場所と極めて近い位置にある公立小浜病院が26年もの期間、地下の配管を点検しておらず重油を流出させていたことが発覚しました。
不幸中の幸いで、重油の流出は土壌の表面の事でした。
2008年3月現在も、小浜病院が雲城水などの地下水の水質検査を毎日行っており、異常がないことが確認されています。
土壌表面の重油が、地下何十mの深度にある水に影響を与えることはないでしょう。
ましてや、油は水より比重が軽いですから浸透速度は極めて遅い上、水脈との間に液体をほとんど通さない粘土層も二つ確認されています。
ですが、何十年何百年経過した、我々の子々孫々の時代まで安全だと断言できるでしょうか。



滋賀県との境にある源泉から百年の時を経て流れてくる水。
60年近く昔の昭和24年に有志が設立した井戸。
それ以前から一番町の住民を支えてきた雲城水。



この水を、枯渇や重油の流出から救うのは、もはや個々人の力では不可能です。
食の街を謳っている以上、市が先頭に立って食の礎となる水の保全に尽力してくれることを願います。

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